布ナプキンについて

 環境ホルモンという言葉をご存じですか。環境ホルモンとは、無害だと考えられてきたプラスティックなどから超微量の化学物質が生命体に入りホルモンの様な働きをすることを言います。そしてその環境ホルモンが身体に異常を引き起こすと言われています。
一般的なケミカルナプキンに使われている素材のほとんどが、いわゆる化学物質で出来ています。もちろん安全とお墨付きのものです。吸収体である高分子ポリマーも厚生労働省から安全のお墨付きが出ています。ですが・・
 人間の毛穴は40度前後になるとよく開くと言われています。毛穴が開くことは排毒にとっても大切なことですが、逆に色々なものを吸収しやすくなると言われています。そしてナプキンを当てた時、丁度毛穴の開く温度となります。そして粘膜は普通の肌より多くのものを吸収すると言われています。
 もちろん科学的なデータが出ているわけではありませんので、一概には言えませんが、ケミカルナプキンから布ナプキンに換えた方々の多くが、生理痛が和らいだり、またはなくなったり、生理不順が緩和されたり、PMS(生理前症候群)が和らいだり、精神的に落ち着かれたりされている事実を見ると、ひょっとすると・・と考えてしまいます。
これが一番です。ムレやかぶれはもとより、先ほども申し上げた通り、布ナプキンを使うと今まで当たり前と思っていた生理前や生理中の色々な症状に変化が起こる方が大勢いらっしゃいます。「体が喜んでいる」と表現された方もいらっしゃいます。
また、洗うことにより経血の状態の変化が、すぐに解るようになります。「アレ何か変」と持った時には、早く対処ができるのです。
 生理は汚いものでしょうか。経血はゴミでしょうか。生理の日・・・イヤだなあと思われる方が多いでしょう。 でも、本当は自分が「女性」であることを確認する月に一度の大切な日だと思います。布ナプキンを使い始めると、多くの方が少なからず生理に対する考え方に変化が起っています。体の変化と意識の変化により、月に一度のただイヤで憂鬱な出来事から、何か別の出来事に変わるかも知れません。
 その変化は、女性一人一人の心身の安定につながってゆくと考えています。
 布ナプキンはエコ商品です。使い捨てではありませんし、ケミカルナプキンと違い、燃やしてもダイオキシンなどが発生する可能性がかなり少ないです。それにも増して、先ほども申し上げた意識(こころ)の変化により、一層のエココロが生まれ、ひいては大地や命の繋がりをより感じるようになるように感じます。

 

あるでばらん シルク布ナプキン 排毒と活性化を考えて作っています

日本中に布ナプキンは数々ありますが、 シルクを使った布ナプキンはあまりありません.

構造と作る上で心がけたこと
シルク(茜で染めたものと生成があります)1枚とネル綿(現在は漂白ネルと無漂白ネルの2種類があります)1枚の打ち合わせで作っています。
作る上で心がけたことは、1)体が排毒(毒出し)活性化できるもの。2)できるだけ自然素材で作る。3)化学物質などカラダに悪影響のものは使わない。以上の3つです。
経血を留めることより
排毒・活性化を中心に考えていますので、経血を布ナプキンで溜めるということよりも、逆に経血が通り易いように、また乾燥しやすく雑菌が留まらないように、厚さも薄くしています。(経血のキープには、別売の未サラシネルだけで作ったタイプのナプキンがありますので、それと併用してお使い下さい。)
無地の布を使う理由
化学物質をできるだけ使わないことと、コットン側を直接肌に着けられるように、また、経血の色・量・匂い等毎月チェックしやすいようにという理由から、プリント柄の布は使っていません。それによって自分のカラダの変化もいち早く感じていただけるのではないかと思います。
使っているシルクについて
シルクは野蚕のタイシルクを使用しています。野蚕は養蚕の繭と違い、自然の中で生まれ育った繭で、蚕が成蛾に生まれ出た後の繭を糸にしたシルクのことです。タイシルクの感触は少し堅い感じですが、サテン、ローン、羽二重、パイル地…等で試作をしました結果、排毒の効果を考えると一番だったのでこれに決めました。
シルクが少しゴワゴワするというお声を聞きます
先ほど申し上げましたように、排毒の効果を考えると一番だったのでこれに決めましたが、とても気持ちが良いというお声もいただきますが、少しゴワゴワするというお声もいただきます。
ゴワゴワするとお感じの場合は、ご使用前に少しシルクを揉んでいただくとゴワゴワ感がかなり和らぎます。
また排毒の事を考えるとシルク面を肌に当てて頂きたいのですが、排毒の作用は少し落ちると思いますが、ネル面を当てても大丈夫です。
シルクとコットンを重ねて使う理由
大判や小判のナプキンは、4重や5重に折って使いますので、シルクとコットンが右図のような重ねた状態で、シルク面を肌にあてます。肌に触れるシルクが排毒を促し、毒素を吸収し放出します。 その放出した毒素を2層目のコットンが吸収します。 次にコットンが溜めた毒素を、3層目のシルクが吸収し放出し、4層目のコットンがそれを吸収・・・というように、シルクとコットンを重ねることにより、より効果的により多くの毒素が吸収・放出できるようになります。
これが冷え取り健康法・靴下の重ね履きの原理です。
あるでばらんシルク布ナプキンも同じ考えで作られています。
シルク・絹の特徴
シルクの細かな起毛が毛穴を刺激して排毒を促し、 毒素を吸収します。 シルクは吸収した毒素をため込まずに放出します。 ですから汗をかいてもサラサラなのです。
  コットン・綿の特徴
毒素を吸収し、ため込みます。(放出はしにくいです)
ですから汗をかくとベタベタします。
まずシルクは汚れや小さなゴミを取るために、精練といって薄い石けん水を鍋に用意し、熱を加えて20分煮た後地下水にて何度も水を換えながら水洗いし干します。
ネル生地は鍋にたっぷりの水を用意し、熱を加えて湯通しを行っています。この工程で使用する水は、塩素などが入った水道水は使わず、アルカリイオン水や井戸水を使用しています。

ですから・・
シルクもネルも縫製前に一度はしっかり精錬・湯通しをして、その後しっかり水洗いしていますので、洗濯による布の縮みがありません。またこの過程を経ることで、コットン自体が持つ油脂・布を織る際に使われる糊成分・サラシに使われた成分・布の汚れも残っていませんので、お買上後すぐにお使いになれます。

工程・・・染めと縫製
染めに使う茜は、浄血作用があり昔から腰巻きを染める材料として使われていました。
茜染めシルクシリーズの場合は干した後、茜の染料を煮出した染液、デリケートな部分に直接当てていただくものですから、茜の薬効が強すぎないように考え、5番液以降の染液を使って2回以上重ね染めをしています。媒染剤(色の定着)はノンケミカルな広葉樹の木灰の灰汁の上澄み液を使用しております。染めた後も何度も水を換えながら水洗いして干します。その後アイロン、布目を整えてから縫製します。生成シルク(白)シリーズの場合には精錬後アイロンをかけ、布目を整えてから縫製します。
金属アレルギーを考えて
ホルダーのスナップは金属アレルギーをおこさないようにプラスチックを使い手縫いしております。
防水性について
防水性はありませんので各々皆様のライフスタイルに合わせてご使用頂ければと思います。例えば、別売の未サラシネルで作ったナプキンの併用ですとか、他社の防水性のあるものとの併用ですとか、薄型のケミナプキンを一番下に使うこともいいと思います。ただし直接ケミナプキンがお肌に触れないように使用して下さい。
使い方
ホルダー・・・単体でおりものシートとして、尿洩れパッドとして、また大判や小判のショーツのカバーホルダーとしてお使いください。
大  判・・・経血量が多いとき、夜お休みのとき、4重・5重に、または扇状に折ってお使いください。
小  判・・・経血量が少ないときにお使いください。経血量が多いときは2枚重ねてお使いください。
染めた茜色がすぐに色が抜けてしまうというお声を聞きます
申し訳ありませんが、そういう場合もございます。その場合は茜をお肌が吸い込んだのだとお考え下さい。
続けてお使いいただきますと段々に抜けが治まってまいりますので、是非ともお続け下さい。

シルクのナプキンは、自然からのすてきな贈り物。 色が落ちたり、布が朽ちたら、 それはシルクが毒を吸い取ってくれた証です。